浦和がACLクラブ最多5得点で開幕2連勝! 昨季苦杯のFCソウルに華麗なリベンジ

武藤の先制弾から怒涛のゴールラッシュ! 昨季16強で敗れた相手から前半に圧巻5発

 浦和レッズとFCソウルによる因縁の日韓対決は、浦和が大会のクラブレコードとなる5ゴールの固め打ちで、文字通り相手を“粉砕”した。28日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第2節で、ホームにFCソウルを迎えた浦和は、前半のうちに鮮やかな攻撃で5ゴール。FCソウルの韓国代表FWパク・チュヨンに豪快な直接FKを決められ、後半アディショナルタイムにも失点したものの、5-2で勝利して開幕2連勝を飾った。

 前日練習で4バックをテストした浦和だったが、同じメンバーながらもMF駒井善成をボランチに起用した定番の3バックでスタートした。互いに出方をうかがうような立ち上がりから、先に浦和がゲームを動かした。

 前半9分、中盤で前を向いたFW興梠慎三が一気に右サイドを突破すると、FW李忠成にマークが引き付けられた後ろでフリーになったFW武藤雄樹に正確なクロスをぴたりと合わせた。これを武藤が頭で叩き、先制ゴールを挙げた。前線の“KLMトリオ”の鮮やかな連携が先制ゴールを生んだ。

 すると2分後にはMF関根貴大が相手の股を抜くラストパスを李に通し、GKと1対1になった李が左足で冷静にゴール。李は初戦のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦に続く2試合連続ゴールとなった。

 しかし同14分、FCソウルは韓国代表FWパク・チュヨンが約25メートルの直接FKを右足で決めて2-1と1点差とされた。しかし浦和は1分後、武藤のラストパスを関根が右足で蹴り込んで3-1とし、再びリードを2点に広げる。これが3大会目のACL出場となる関根は、嬉しい大会初ゴールになった。

 

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