ザルツブルクの”チーム得点王”南野に高まる期待 エースFWが北京国安に移籍
今季チーム2位8得点のソリアーノが中国行きを決断
日本代表FW南野拓実が所属するオーストリアのレッドブル・ザルツブルクから、エースストライカーが中国に引き抜かれたことが発表された。
ザルツブルクは19日のSVリート戦でハットトリックの活躍をしたこともあり南野が9得点でチーム内トップに立っているが、それに次ぐ8ゴールを挙げてけん引してきたのがスペイン人FWジョナタン・ソリアーノだった。しかし、2月いっぱいまで移籍市場が開いている中国からのオファーを受諾し、北京国安への移籍が決定したとクラブ公式サイトで発表された。
ザルツブルクは現在勝ち点49で首位に立っているが、2位アルタッハとの差はわずかに3ポイント。オーストリアリーグは優勝チームのみ、UEFAチャンピオンズリーグ予選への出場権が手に入り、2位と3位はUEFAヨーロッパリーグへ回ることになる。昨季優勝のザルツブルクは今季、プレーオフで敗れて本選出場を逃していた。
リーグ優勝と欧州最高峰の舞台への出場権を手にしたい南野だが、目標達成のためにはチームの稼ぎ頭として、残りのシーズンでのさらなる活躍が強く求められることになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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