シティがCL16強第1戦でモナコに5-3先勝も… ペップ監督は警戒「10億ゴール取る能力がある」

終盤に猛攻を見せたシティ、壮絶な打ち合いを制して本拠地でモナコに勝利

 マンチェスター・シティは21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦第1戦でASモナコと本拠地で対戦。壮絶な打ち合いの末に5−3で勝利した。先勝したがシティだが、チームを率いるペップ・グアルディオラ監督はモナコを「10億ゴール取る能力があるチーム」と、その圧倒的な破壊力に警戒を示している。UEFA公式サイトが試合後のコメントを報じた。

 両チーム合わせて8点ゴールが生まれた一戦は、シティが前半26分にFWスターリングのゴールで先制するも、同32分にモナコの主将FWファルカオ、同40分にアンリ二世の呼び声高いFWムバッペが連続ゴールで逆転。フランスリーグで優勝争いを繰り広げる確かな実力を示した。

 しかし、一つのミスが試合を分ける大きなプレーとなった。後半5分に訪れたPKのチャンスでキッカーを務めたのはファルカオ。ゴール右へのシュートはコースも甘く、威力不十分でシティGKカバジェロにキャッチされてしまった。すると同13分にFWアグエロがネットを揺らして2−2となり、試合が振り出しに戻った。

 同16分にファルカオが汚名返上の華麗なループシュートを決めて再び勝ち越しに成功したが、シティが終盤に猛攻。同26分にアグエロがこの日2点目を決めると、同32分DFストーンズ、同37分MFザネと11分間で3得点のゴールラッシュで一気に突き放した。

「たくさんのことが起きた。この試合はまだオープンな状況だ。我々は本当に素晴らしいチームと対戦し、この結果に満足している。我々は生き残った」

 

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