“カメルーンの英雄”エトーに中国2部移籍が浮上! 大連一方が巨額オファーを提示か

3月で36歳となるストライカー、昇格の切り札として白羽の矢

 2月末まで移籍市場が開いている中国クラブが、駆け込みでビッグネームの確保に動いている模様だ。中国の週刊スポーツ紙「Titan Sports」が、元カメルーン代表FWサミュエル・エトー獲得に向けて、中国2部の大連一方が動いていると報じている。

 カメルーン代表の中心選手として活躍し、2010年南アフリカ・ワールドカップでは日本代表との初戦でキーマンになっていたエトーは、バルセロナやインテルなどビッグクラブで活躍した後に、15年夏にトルコのアンタヤスポルに加入。昨季は31試合20ゴール、今季は17試合8ゴールと、3月で36歳となる今も変わらぬ得点力を発揮している。

 そのエトーに対し、大連は巨額の2年契約を提示し、合意に近づいているという。大連は2012年から14年まで1部で戦ったものの、15年に降格。昇格への強力な補強としてエトーに白羽の矢を立てている模様だ。

 エトーはカメルーン代表の最多得点記録保持者であり、史上最多4度のアフリカ年間最優秀選手賞受賞、2度のアフリカネーションズカップ優勝、3度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝など数々の栄誉を手にしている。キャリアも終盤に差しかかっているが、その最終章は中国で刻まれることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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