元英国代表FWが苦境のレスターに珍アドバイス 「酒、悪口、喧嘩…それで全てがオープンになる」

シュリンガム氏、腹を割って自分の意見を言い合うことが必要と主張

 元イングランド代表FWテディ・シェリンガム氏が残留争いの渦中にいる昨季王者レスター・シティの選手一同へ、団結のために酒と喧嘩を勧めるとい珍アドバイスを送っている。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。

 シェリンガム氏はマレーシアの放送局「アストロ・スーパースポーツ」の番組に出演。プレミアリーグで降格圏と勝ち点1差の17位に沈むレスターについて「彼らは団結する必要がある」と語り、その方法として奇抜なアイディアを提供している。

「外出して、火曜日かそこらに酒を呑むんだ。酒を呑み、お互いに二三悪口を言い合ったりするんだ。きっと小競り合いや小さな喧嘩が起きて、お互いに気分も悪くなるかもしれないが、それで全てがオープンになる」

  シェリンガム氏は腹を割って自分の意見を言い合うことが必要だと考えているようだ。「互いに意見を言うことだ。彼らはピッチ上でそれをしていない」とコミュニケーション不足を指摘している。

 昨季は優勝決定の瞬間をチーム全員でエースFWジェイミー・ヴァーディの自宅に集まって祝うなど一丸となった様子が見られたレスターの選手たちだが、今季は状況が一変してしまったようだ。チームの低迷でクラウディオ・ラニエリ監督の解任説が浮上するなど重苦しい雰囲気が漂っている。復活のためには酒の力も借りる荒療治が必要ということなのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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