ファーディナンド氏、宿敵アーセナルを「腰抜け」と罵倒 崩壊劇に「根性を見せてほしかった」
アーセナルの陣容にも舌鋒鋭く言及 「これはCLのクオリティーと呼べるのか?」
アーセナルは15日のUEFAチャンピオンズリーグ16強第1戦の敵地バイエルン戦で屈辱の1−5大敗を喫した。かつて宿敵マンチェスター・ユナイテッドで活躍した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、後半4失点という崩壊劇に「腰抜け」と罵倒。ガナーズの大敗は波紋を広げている。
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英衛星放送「BTスポーツ」で解説を務めたファーディナンド氏は容赦なかった。「ハーフタイムの時点では1−5の試合には見えなかった。バイエルンがそこからギアを入れ替えた。彼らは腰抜けのようだった。ファイトもアグレッシブさもなかった。根性を見せてほしかった。そこが、個人的には一番悲しいところだ」と、アリアンツ・アレーナで滅多打ちにあったアーセナルの体たらくを一刀両断した。
そして、アーセナルの陣容の寂しさにもメスを入れた。
「アーセナルの経営陣はどれだけ出し渋っているんだ。これはチャンピオンズリーグのクオリティーと呼べるのか? もしくはチャンピオンズリーグやプレミアリーグを優勝できるクオリティーなのか? アーセン・ベンゲルのキャリアでこの時期を思い出したら、個人的には悲しくなるだろう」
司令塔のドイツ代表MFメスト・エジル、チリ代表FWアレクシス・サンチェス、故障離脱したDFロラン・コシエルニーなど、バイエルンに対抗できるようなワールドクラスの実力者は限られている。かつてのライバルが味わった悪夢の一夜に、カリスマの舌鋒は冴えわたっていた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images