ナポリ選手に闘魂注入するマラドーナの姿が話題に CL16強レアル戦で古巣が先制も1-3で黒星

 

試合前にロッカールームを訪れて直接激励 その様子の写真がSNS上で拡散中

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、レアル・マドリード対ナポリの第1戦はレアルが3-1で先勝した。この試合で注目を集めたのはピッチだけでなく観戦に訪れたディエゴ・マラドーナ氏。試合前には古巣のナポリのロッカールームを訪れ、闘魂注入したとスペイン紙「マルカ」が報じている。

 ナポリにセリエA優勝をもたらし、今でも英雄としてあがめられるマラドーナ氏は、レアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウで行われた一戦を観客の一員として見守った。中継でもその姿を捉えられていたが、試合前にはロッカールームを訪れて選手たちを直接激励。まるで指揮官のように檄を入れる様子の写真が、ツイッターなどSNS上で拡散していると伝えている。

 同紙の取材によると、マラドーナ氏はCL観戦のためにマドリードを訪れたが、試合前には両クラブの関係者と会食し、レストランに待ち構えた多くのメディアに対応した。「今夜の試合は勝利を手にするために、どっちのチームにとっても厳しい戦いになるだろう」と語ると同時に、「4-0はどんなチームにとっても挽回するには厳しすぎる状況だ。例えバルサであってもね」と、前日パリ・サンジェルマン相手に0-4と大敗したバルサの勝ち上がりが難しいとも予測している。

 マラドーナ氏が見守るなか、ナポリは前半8分にFWロレンツォ・インシーニェが相手GKケイラー・ナバスの位置を見抜いた技ありの30mロングシュートを決め、先制に成功した。しかし、その後はレアルの地力に屈し、1-3で第1戦を終えた。3月7日にナポリの本拠地サンパオロで行われる第2戦でも厳しい戦いが予想されるが、英雄マラドーナの期待にイレブンは応えることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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