ラベッシ獲得に向けてインテルがPSGのGMと直接交渉へ 移籍は決定的か!?

来季CL出場圏内の3位進出に向けて前線を強化

 インテルが30日、パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシ獲得に向けて直接交渉を持つことが発覚した。移籍は決定的な状況であると、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
 モロッコの古都マラケシュに遠征中のインテルのマルコ・ファルソーネGMはこの日、PSGのジャン・クロード・ブランGMと昼食を共にし、その席上でラベッシ獲得を申し出るというのだ。記事によると、ラベッシはインテルとの親善試合に出るためにモロッコに来たのではなく、インテル移籍のために合宿に帯同したという。ラベッシは来年1月にレンタル移籍で加入。来夏にインテルがストライカーの買い取りオプションを行使し、完全移籍する話で進んでいるようだ。
 インテルは現在アーセナルと、ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキのレンタル移籍の交渉を進めている。買い取り額は2000万ユーロまで高騰しており、「交渉は長引いているが、決定するだろう」とガゼッタ紙は予想している。
 2人の実力者の補強で、現在11位のインテルの前線は一気に強化される。ロベルト・マンチーニ監督の後半戦の予想スタメンは4-2-3-1。GKはハンダノビッチ。DFは右からジョナタン、ラノッキア、ジュアン、ドドの4バック。ダブルボランチにはリバプールからMFルーカス・レイバの獲得がうわさされ、メデルと並ぶ。攻撃的MFは右からラベッシ、コバチッチ、ポドルスキが入り、1トップはイカルディとなっている。
 来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の3位進出を目指す名門の本気度が伝わってくる大型補強を敢行する。日本代表DF長友佑都が1月にアジアカップで離脱している間に、インテルは巻き返しを図る。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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