高校サッカー選手権が開幕 開幕戦は東福岡が都立三鷹を破って白星発進

セットプレー2発で都立の星を沈める

 第93回全国高校サッカー選手権大会は30日、駒沢陸上競技場で開会式が行われ、都立三鷹と東福岡が開幕戦を戦った。優勝候補の一角、東福岡が2-0で勝利を収め、順当に2回戦へと駒を進めた。

 試合開始から主導権を握った東福岡だったが、再三の決定機を三鷹GK武田啓介の好守に阻まれてしまう。

 だが、福岡の名門は、この緊迫ムードを2本のセットプレーで打ち破った。

 後半開始早々の2分、DF末永巧が上げた左CKを主将のMF中島賢星が頭で合わせて待望の先制点を挙げた。さらに、同19分には、またもCKからDF小笠原圭 祐が頭で合わせてリードを広げた。その後も、危なげない試合展開で試合終了の笛を聞いた。頂点を目指し、高校サッカー界の“赤い彗星”が好スタートを切った。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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