ドイツ杯16強、香川対原口の日本人対決実現せず 警告11枚の乱戦…ドルトムントがヘルタにPK戦勝利

ヘルタ原口は先発して延長前半6分までプレーも日本人対決実現せず

 DFBポカールのベスト16で日本代表MF香川真司所属のドルトムントと同代表FW原口元気所属のヘルタ・ベルリンがジグナル・イドゥナ・パルクで対戦。1−1でPK戦にもつれ込んだ末に、PKスコア3−2でドルトムントが8強入りを決めた。原口は先発出場して延長前半6分までプレー。延長戦も含めて交代枠は4枠あったが、ベンチスタートとなった香川には出番がなかった。

 お互いに決定機を作り合うオープンな展開で進むと、前半27分に原口のパスを受けたMFシュタルクのアーリークロスからFWカルーが右足のボレーシュートでゴールネットを揺らし、アウェーのヘルタが先制した。対するドルトムントは後半2分に左ポストに直撃したMFデンベレのシュート左ポストに直撃してこぼれるも、こぼれ球を拾った途中出場のMFプリシッチのアシストからMFロイスが決めて同点に追いついた。

 ドルトムントは同32分に3人目の交代としてMFゲレイロを下げてMFカストロを投入。後半は一方的に攻め込んだが追加点は奪えずに延長戦へもつれ込んだ。DFBポカールのラウンド16から延長戦に入った場合に4人目の交代が認められる新ルール採用のため、ドルトムントのトゥヘル監督は切り札として延長前半開始と同時に愛弟子FWシュールレをピッチに送りだした。この時点で香川の出番なしが確定。また、ヘルタの原口も延長前半6分に途中交代し、日本人対決は実現しなかった。

 

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