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JFA宮本恒靖会長、引退表明の元日本代表MF長谷部誠へ「稀有な選手」「長い間お疲れさま」
JFAが公式発表
日本サッカー協会(JFA)は4月18日、ドイツ1部フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が今季限りでの現役引退を発表したことを受けて宮本恒靖会長のコメントを公表した。
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2002年に浦和レッズでプロデビューした長谷部は08年1月にドイツへ海外挑戦。ヴォルフスブルク、ニュルンベルクを経て、14年6月からフランクフルトでプレー。今季で在籍10シーズン目を迎えた。
日本代表として2006年にA代表デビューし、国際Aマッチ114試合2得点をマーク。2010年ワールドカップ(W杯)から、代表引退を表明した18年ロシアW杯後までキャプテンを任された。
各年代で代表キャプテンを務めた経歴を持つJFA宮本会長は「自身のプレースタイルを変えながら昇華させてきた稀有(けう)な選手だと思います」と、ここまでプレーを続けてきた長谷部へ労いの言葉を贈っている。
宮本会長のコメント全文は以下のとおり。
「浦和レッズでプレーしていた頃、中盤からドリブルで持ち上がって前線で得点に絡むプレーを数多くしていたことが強く印象に残っています。そこから22年にわたり、プロサッカー選手としてのキャリアを積み重ねていくなかで、監督が求める戦術などに応じて、自身のプレースタイルを変えながら昇華させてきた稀有(けう)な選手だと思います。
ブラジルで行われたワールドカップの前、テレビ番組の収録で日本代表のキャプテンについて話したことを覚えています。実際に体験した同士だからこそ分かり合えるものがあったと感じています。
今後は指導者としてキャリアを極めていくと聞いていますので、ピッチで培ってきたさまざまな経験を生かしつつドイツでの成功につなげてもらいたいと期待していますし、日本のサッカーの発展にもぜひ貢献して欲しいと思っています。長い間お疲れさまでした」
(FOOTBALL ZONE編集部)