引退発表の長谷部、40歳86日はブンデス9番目の年長記録 現地称賛「素晴らしいロールモデル」

フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】

4月17日に今季限りでの引退を表明

 ドイツ1部フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は4月17日、今シーズン限りで現役引退を発表した。ドイツメディアも40歳となったベテランを「素晴らしいロールモデル」と称えている。

 長谷部は2002年に浦和レッズでプロデビューし、08年1月にドイツへ。ヴォルフスブルク、ニュルンベルクを経て、14年6月からフランクフルトでプレー。今季で在籍10シーズン目を迎えた。

 一昨年にはベテランながら異例となる27年までの新契約を締結。昨季限りで指導者に転身するとも報じられたが、昨年3月に日本で行われた記者会見で本人が否定し、現役を続行することを発表していた。

 ブンデスリーガにおいてはここまで通算383試合に出場しており、外国人の選手としては、クラウディオ・ピサーロ、ロベルト・レバンドフスキに次ぐ歴代3位、アジア人選手としては歴代1位の出場記録を保持している。

 そのなかで、長谷部は4月17日に開いた記者会見で今シーズン限りでの現役引退を表明。「今が適切な時期」と語った。ドイツメディア「Spox.com」は、「素晴らしいロールモデル」と称賛している。

 ドイツ放送局「sport1」によれば、40歳86日の長谷部は、ブンデスリーガ史上9番目の年長プレーヤーだという。改めて、長谷部の偉大さが分かる記録と言えるだろう。

1. クラウス・フィヒテル(シャルケ):43歳184日
2. ウリ・シュタイン(ビーレフェルト):42歳170日
3. ハラルト・シューマッハ(ボルシア・ドルトムント):42歳73日
4. クラウディオ・ピサーロ(ブレーメン):41歳268日
5. ミロスラフ・ボタバ(ブレーメン):40歳225日
6. ベルント・ドレハー (バイエルン・ミュンヘン):40歳198日
7. イェンス・レーマン(シュツットガルト):40歳179日
8. マンフレート・ブルクスミュラー(ブレーメン):40歳141日
9. 長谷部誠(フランクフルト):40歳86日
10. クラウス・ライトマイヤー(ボルシアMG):40歳10日

(FOOTBALL ZONE編集部)



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