チェルシーのコスタ、今季後の中国リーグ移籍で合意が判明 年俸36億円で世界屈指の高給に

スペインメディアが「欧州に見切りをつけて中国でプレー」と報道

 チェルシーのスペイン代表FWディエゴ・コスタが今季終了後に中国リーグ移籍で合意に達し、年俸3000万ユーロ(約36億円)という世界屈指の高給となることが明らかになった。スペイン地元ラジオ局「カデナ・セール」が報じている。

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 欧州のサッカー界を揺るがす爆買いの波がチェルシーを直撃した。1月の移籍市場で、チェルシーには移籍金8500万ユーロ(約102億円)という中国クラブからのメガオファーが届いていた。コスタも移籍を希望していたが、プレミア首位を独走するチームは最終的に慰留に成功。もっとも、練習場でコスタとアントニオ・コンテ監督が対立した際に「中国に行け!」と指揮官が罵声を浴びせる一幕も起きていた。

 クラブ名は明かされていないが、1月の移籍市場でメガオファーを出したのは天津権健と伝えられている。そのため今回の移籍合意の相手も天津の可能性はありそうだ。

 特集では「選手はロンドンに飽き飽きしている。チェルシーでのステージは終わったとも考えている。今季アトレチコ・マドリードへの移籍が認められずに苛立ちを募らせたディエゴ・コスタは、欧州でのサッカーに見切りをつけて、中国リーグでプレーすることになる。スポーツの力はないが、巨大な経済力がそこにはある。この給料でディエゴ・コスタは世界屈指の高給取りとなる」と報じられている。

 中国サッカー協会は自国選手育成のため、外国人選手の登録人数を従来の5人から3人に削減した。だが、爆買いの波は収まりを見ないようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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