長友と左SBのライバルは”両者失格”? ユベントス戦に向けて主力CBのコンバート起用が浮上

敵地での”イタリア・ダービー”へ、長友とアンサルディが揃って先発落ち予想

 インテルの日本代表DF長友佑都が、ステファノ・ピオリ監督から厳しい評価を与えられている可能性が浮上している。左サイドバックのポジションを争っているDFクリスティアン・アンサルディとともに“両者失格”とされ、王者ユベントス戦のスタメンから外れる予想が、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」で報じられている。

 インテルは現地時間31日に、イタリア杯準々決勝でラツィオに1-2と敗れて大会を去った。28日のリーグ第22節ペスカーラ戦(3-0)では、アンサルディが出場停止だったため長友が起用されたが、現地メディアで軒並みチーム最低評価と低調なパフォーマンスとなり、続くイタリア杯で先発復帰したアンサルディもラツィオ攻撃陣の核であるMFフェリペ・アンデルソンに翻弄されて穴になった。

 2月5日にはリーグ首位ユベントスとのアウェーゲームを控えているが、2人のサイドバックが残した直近のパフォーマンスの低調ぶりに、ピオリ監督は両者失格として、コロンビア代表DFジェイソン・ムリージョをサイドバックにコンバートして乗り切る方法を模索しているという。センターバックにチリ代表MFガリー・メデルを起用するのは、ムリージョやDFミランダの出場停止時などに試されてきたが、今回は両者が揃うなかでムリージョをサイドバック起用するための構成としてテストされるという。

 

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