上田綺世、“不遇”の瞬間を元オランダ代表FW言及「屈辱的」 現地指摘「資質を発揮できず」
PSV戦では最後まで出番なし
オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世への指揮官の“扱い”に、元オランダ代表FWが苦言を呈し話題となっている。ここまで公式戦26試合1ゴールにとどまっている日本人FWのウォーミングアップ場面に注目した。
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3月3日に行われたリーグ第24節PSVとのホーム戦で、2-2のドローとなったフェイエノールト。首位を走るPSVを追随するまたとないチャンスだったが、勝ち点1を引き分ける形に。フェイエノールトは暫定2位をキープしている。
上田はこの試合でベンチ入りしたものの、最後まで出番はなし。現地メディアによると、何度もピッチ脇でウォーミングアップをする姿が見られたという。フェイエノールトの専門メディア「FR12」は現地のテレビ番組「Vandaag Inside」で元オランダ代表FWレネ・ファン・デル・ハイプ氏の発言を基に上田について報じている。
この試合でウォーミングアップを前後半に渡って5度行う様子を目撃したファン・デル・ハイプ氏は「それはとても屈辱的なことだ」と指摘。クラブの指揮を執るアルネ・スロット監督へ言葉を送った。
「前半に2度ウォーミングアップをした。それは理解できる。後半、彼はまた2回ウォームアップした。それも理解できるが、終了3分前にも行った。私ならスロットにこう言っただろう。『私は終了3分前にウォームアップするつもりはない』ってね」
記事ではこの発言を受け「ファン・デル・ハイプ氏は上田が1分もプレーせずに5回もウォームアップをしなければならなかった理由が理解できなかった」と報道。また「上田綺世はフェイエノールトで、まだその資質を発揮できていない。この日本人ストライカーは現在、アルネ・スロット監督との関係が上手くいっていない」と、現状の立ち位置にも触れていた。