“トップ下”岡崎のライバルに? ミドルスブラのウルグアイ代表MFが移籍志願、レスター行き熱望

 

英メディアがMFラミレスの去就を報道 レスター移籍なら岡崎の立場を脅かす可能性も

 ミドルスブラのウルグアイ代表MFガストン・ラミレスがクラブに移籍志願していることが分かった。日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティへの移籍が近づいているようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ラミレスは15年夏にミドルスブラへ加入したが、1年半でその環境を変えようとしている。レスターからの興味が伝えられていたなかでプレミア王者への移籍を熱望し、クラブに対して移籍志願しているという。アイトール・カランカ監督は残留を訴えているものの、意見が食い違っているようだ。

 26歳のラミレスは母国ウルグアイの名門ペニャロールで頭角を現し、2010年に加入したセリエA・ボローニャでは背番号10を背負った。左利きで、サイドやトップ下を得意としているため、同じレフティーのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズとのポジション争いが予想されるが、クラウディオ・ラニエリ監督はこのところ定番だった中盤フラットの4-4-2だけでなく、トップ下を置く4-2-3-1や中盤ダイヤモンド型の4-4-2を採用するなど試行錯誤を続けている。トップ下のポジションに岡崎が入ることも多いため、岡崎の立場を脅かす存在となる可能性もある。

 レスターは後半戦に突入後もサウサンプトンに0-3で完敗を喫するなど15位に沈んだままで、残留争いから抜け出すきっかけをつかめずにいる。ナイジェリア代表MFウィルフレッド・エンディディに続く今冬2人目の補強を決めて、チームにさらなる刺激を与えることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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