久保所属のソシエダ「385分間無得点」 “決定力不足”に現地嘆き「喜びもゴールもなかった」

久保も昨年12月9日以来クラブでのゴールがない【写真:Getty Images】
久保も昨年12月9日以来クラブでのゴールがない【写真:Getty Images】

久保も昨年12月9日以来クラブでのゴールがない

 スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間2月10日、ホームで行われたラ・リーガ第24節オサスナ戦で0-1と敗れた。日本代表MF久保建英も出場した試合だったがゴールを奪うことができず、現地メディアは「385分間無得点」と衝撃の事実を伝えている。

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 久保はアジアカップで日本代表としてプレーしたため、カップ戦3試合とリーグ4試合を欠場。久保不在中のソシエダの成績は公式戦7試合で4勝2分1敗となっている。現地時間2月6日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第1戦(VSマジョルカ/0-0)で復帰した久保は、10日のリーグ戦でもスタメンを飾った。

 前半38分にはペナルティーエリア内でボールを拾って強烈な左足シュートを放ち、相手のゴールを脅かすなど存在感を発揮。そんななかオサスナが後半4分に先制し1点を追いかける展開に。久保は同6分にクロスにニアで合わせるも枠に飛ばせなかった。

 最後まで得点を奪えず0-1で敗れたソシエダだが、これで公式戦4試合ノーゴール。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると、1月20日のリーグ第21節セルタ・デ・ビーゴ戦(1-0)の得点以降「385分間無得点」が続いているという。

 記事ではオサスナ戦について「久保、(アンデル・)バレネチェア、(アマリ・)トラオレらが久々に戻ってきてファンは興奮した」と主力復帰の期待感を伝えつつも「この日のアノエタ(ホームスタジアム)では、喜びもゴールもなかった」と無得点に終わった試合を嘆いている。

「得点のない6時間…チャンスを逃すたびにそれを見て、ファンは苦しむしかない。レアルはまたしてもゴールを奪うことができなかった。オサスナ戦はアンドレ・シルバが先発。よく動き、ゴールを強く狙っていたが、得点を決めることができず。また相手の守備陣が常に彼を厳しくマークしていたため、どうにもならなかった」

 久保も奮闘しているが、個人としても12月9日のビジャレアル戦(リーグ第16節/3-0)以来ゴールがない。ストライカーの問題点も記事では挙げていたなか、2月14日(現地時間)にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦(1 stレグ)でパリ・サンジェルマン(PSG)との大一番も控えている。ソシエダにとって早急な改善が必要かもしれない。

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