バルサが手放した「魔法のコンビ」 久保建英&オランダ人MFに脚光「挫折を乗り越えた」
久保とシモンズの活躍を称賛
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、今や欧州クラブが獲得を狙うチームの中心的選手へと成長した。バルセロナ専門メディア「FCBN」は「クラブが失った魔法のコンビ」と題し、久保を含めた2人の“宝石”について取り上げている。
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バルセロナの下部組織出身の久保は、クラブの契約上の問題から2015年3月に帰国。FC東京、横浜F・マリノスでの経験を経て、19年6月にバルセロナのライバルクラブであるレアル・マドリードへと完全移籍した。
その後レンタルでマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカ(2度目)と研鑽を積むと、22年7月にソシエダへの完全移籍が決まる。ソシエダで才能を本格的に開花させると、久保はこれまでの経験を活かし今季ここまで公式戦25試合に出場して6得点4アシストをマークしている。
「FCBN」が取り上げた「バルセロナが失った魔法のコンビ」には、そんな久保とオランダ代表MFシャビ・シモンズ(RBライプツィヒ)の名前を挙がった。「バルサは、ラ・マシア(下部組織)を通過して挫折を乗り越えた。ヨーロッパで輝きを放つ2人の“宝石”を、クラブは手放してしまった」と後悔を報じている。
記事は「シモンズと久保建英は今シーズン、ヨーロッパのエリートに定着した」と続け、「オランダ人のシモンズは、RBライプツィヒに移籍し、27試合で7ゴール9アシストを記録。一方の日本人も、レアル・ソシエダでの2シーズン目に好調なパフォーマンスを維持している」と今季数字を残す2人を称賛した。
そのうえで「もし彼らがバルセロナに残っていたら、両選手がどのようなプレーを披露していただろうかという疑念は残る」と、クラブを早々に去った2人の“宝石”の活躍を伝えつつ実現したかもしれない仮の未来に思いを馳せていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)