セビージャが“インテル10番”を獲得 「2列目でもプレーできる」実力者の加入で清武にさらなる逆風
ヨベティッチの期限付き移籍での獲得を発表
日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャは、セリエAのインテルからモンテネグロ代表FWステヴァン・ヨベティッチを期限付き移籍で獲得したと、クラブ公式サイトで伝えている。
ヨベティッチは2008年に加入したフィオレンティーナで頭角を現すと、マンチェスター・シティ移籍を経て2015-16シーズンから日本代表DF長友佑都の所属するインテルに加入した。名門のナンバー10を背負って昨シーズンは6ゴールを挙げたものの、今シーズンは低迷が続くチームのなかで出番が減り、ここまで出場は5試合、それもすべて途中出場で合計時間は68分にしか達していなかった。
だが、フィオレンティーナ時代にリーグ戦で2シーズン連続二桁得点を挙げた実績を、敏腕で鳴らすセビージャのモンチGMは見逃さなかった。クラブは補強ポイントを前線で決定力のあるスコアラーとするなかで、不遇をかこつヨベティッチに目をつけ、レンタルでの加入が決まった。
かつてシティでチームメートだった元フランス代表MFサミル・ナスリがいるということもあり、ヨベティッチにとってセビージャは魅力的なクラブに映っているようだ。
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