クロアチア代表FW獲得に執念! 天津権健が年俸4年総額72億円の“爆買いオファー”を提示

中国行きに難色を示すカリニッチに、現状の15倍にあたる条件を用意

 中国リーグの天津権健が、フィオレンティーナのクロアチア代表FWニコラ・カリニッチ獲得に執念を燃やしている。すでに移籍金4500万ユーロ(約55億円)でクラブ間合意に達しているが、中国行きに難色を示しているストライカーに年俸15倍の札束攻勢で獲得に本腰を入れている。イタリア地元紙「レプブリカ」が報じた。

 カリニッチは今季のリーグ戦で16試合8ゴールと決定力を示している。セリエA得点ランクで8位タイという実力者が、”爆買い”の波に飲まれそうになっている。

 記事によると、天津はすでに移籍金55億円でフィレンツェの名門と合意に達している。だが本人は、フィオレンティーナで手にしている推定年俸100万ユーロ(約1億2000万円)の12倍となる年俸1200万ユーロ(約14億4000万円)の提示額にも難色を示している。

 そこで天津は新たに4年合計6000万ユーロ(約72億円)のオファーを再提示。これは現在の年俸の15倍に当たるという。

 金に糸目をつけない驚愕の札束攻勢で、すでに今冬の移籍市場でゼニトからベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルの獲得が決まっている天津権健。元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ監督の指揮の下、初の1部リーグ参戦へ大いなる野望を抱くなか、クロアチア代表FWの獲得にも成功するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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