南野拓実、森保Jが誇る“仏トリオ”の「特徴は理解」 ベトナム戦で先発の可能性浮上【現地発】
14日にアジア杯初戦ベトナム戦に臨む
日本代表MF南野拓実(ASモナコ)は1月13日、ドーハでアジアカップ・グループリーグ初戦ベトナム戦(14日)に向けて公式練習に臨んだ。トップ下での先発出場が予想される南野は同じフランスでプレーするMF伊東純也、MF中村敬斗(ともにスタッド・ランス)と2列目を形成する可能性がある。5年前の前回大会では主力としてチームを牽引した南野。アジアの戦いでの厳しさを知る男が、トップ下としての役割を自ら分析した。
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「ビルドアップのときに、チームの攻撃をスムーズに行かせるために、スペースに顔を出してチームを押し上げる部分。あとはゴール前に、どれだけ危険なエリアで仕事ができるかという部分。自分たちが奪われた瞬間にファーストDFとして、しっかり相手のカウンターの芽を潰して、ボールを奪われても奪い返したあとが結構チャンスになる。レベルが上がってくればそういう部分でもしっかりオーガナイズされている部分はあると思うけど、アジア相手だとそうじゃないチームも多いと思うの。僕がチームでもやっていることは同じなので、意識してやっていきたい」
前回大会では決勝までゴールができず、少しずつ「重荷」を感じていた。悔しいカタール・ワールドカップ(W杯)を経て、1度代表から離れ、昨年10月に復帰。森保ジャパン第2次政権に合流した南野は“焦り”から無縁のメンタリティーで挑んでいた。
なかなか、ゴールにも恵まれないまま元日の国際親善試合タイ戦でようやく復帰後初得点となった。
「ゴールに結びつけるのが僕の仕事。タイ戦でも2、3本(決定機は)あったところをしっかり決め切るというのがこの大会でも課題になってくる。そこは自分自身フォーカスしてしっかりやっていければ。(ただ)ゴールにつながることが一番。自分がゴールすることというよりも。だからこそ(シュートを)枠に入れたり、シュートを打てば何か起こるわけなので、そういう枠に飛ばす確率というのは、攻撃の選手は上げていかないといけない」
2列目は伊東、中村とともに昨年10月以来の並びとなることが予想される。「1回フランス組でプレーしている部分もあって、それぞれの選手の特徴は理解しているつもり。どういうメンバーになるか分からないですけど、誰が入ってもいいコンビネーションを出せるようにしたい」。ベトナム相手にフランストリオの好連係を見せつけたいところだ。