森保ジャパン快進撃を英メディア絶賛 積年の課題“解消”に驚き「もはや問題ではない」

英紙が日本代表の決定力不足の解消に驚き【写真:徳原隆元】
英紙が日本代表の決定力不足の解消に驚き【写真:徳原隆元】

1月12日に開幕するアジアカップに英注目、日本の実力に熱視線

 日本代表は1月12日に開幕するアジアカップで5度目のアジア制覇を狙う。元日のタイ戦で国際Aマッチ歴代最多となる9連勝を飾るなど快進撃のサムライブルー。英紙「ガーディアン」はかつて叫ばれた“決定力不足”は見る影もないとして、日本を「紛れもない優勝候補」に挙げている。

 日本は2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)でスペイン、ドイツと優勝経験国を撃破し、ベスト16入りしたことで大きな注目を集めた。大会後もテストマッチでドイツを再び撃破するなど躍進を続けている。昨年12月に発表された最新のFIFAランキングでは17位で、アジア勢最上位につけている。

 トッテナムのエースFWソン・フンミンを擁する韓国代表、アジア屈指のタレントが揃うイランやサウジアラビア、自国開催の2015年大会で優勝したオーストラリア、そして今回の開催国にしてディフェンディングチャンピオンのカタールが今大会の有力チームに挙げられるなか、ガーディアン紙は「日本は史上最多5度目の大陸タイトルを獲得する紛れもない優勝候補」と伝えている。

「サムライブルーは2022年のカタールW杯でドイツとスペインを破った。9月にはヴォルフスブルクでドイツを4-1で下し、当時のドイツ代表監督、ハンジ・フリックは職を追われた。リバプールで価値を証明している遠藤航、現在は負傷中だが、グループリーグでの復帰が待たれるブライトンの三笘薫、そしてレアル・ソシエダの久保建英などヨーロッパでプレーするタレントが揃っており、このような結果も驚くべきことではない。

 直近3試合はシリアとタイを5-0で下し、ヨルダンにも6-1で圧勝した。トップクラスのアプローチをゴールに結び付けられないことが長年日本の弱点となっていたが、全勝の直近10試合で45得点を決めており、それがもはや問題になっていないことを示している」

 今やチームの大半がヨーロッパ組となった日本。長年指摘されてきた決定力不足の不安も解消されており、強豪国の撃破ももはやフロックではない実力を備えていると絶賛されていた。

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