元日本代表監督のトルシエ氏、アジア杯対戦へ久保建英を警戒と海外報道 「日本は最もスターが多いチームだが…」
トルシエ氏は日韓W杯で日本代表を指揮
カタール開催のアジアカップは1月12日に開幕し、“アジア王者”の座を争う。日本代表は1月1日にメンバー26人を発表したなか、グループリーグで対戦するベトナムを率いる元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏も日本を警戒しているようだ。韓国スポーツ紙「MKスポーツ」が伝えている。
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森保一監督率いる日本代表は、2024年初陣となったタイ代表との親善試合に5-0で快勝。その後、アジアカップに臨むメンバー26人が発表され、負傷を抱えていたMF三笘薫(ブライトン)や故障から復帰したDF冨安健洋(アーセナル)も選出された。
日本はグループリーグでベトナム(14日)、イラク(19日)、インドネシア(24日)と対戦。なかでも、ベトナムは2002年の日韓ワールドカップ(W杯)で日本を率いていたトルシエ監督が指揮を執る。森保監督はメンバー発表の会見で「トルシエ監督は日本のサッカーを熟知しておられる監督ですし、今のチーム作りを見ていてもこれまでのベトナム代表のコアの選手と、若い選手を融合させて、非常に強いチームを作っておられるなと思っています。日本代表で監督をやられた時とは、また違った戦術的なこともトライされているので、非常に手強い相手だと思いますし、難しい戦いになると思います」と警戒した。
トルシエ監督もベトナムの国営テレビ局「VTV」のインタビューで日本に言及したという。
「日本は前回大会(2019年)の準優勝国だ。個人のレベル差が大きくなく、均等に高い実力を備える。今回のアジアカップで最もスターが多いチームの1つ。なかでも久保建英に最も注目しなければならない」
トルシエ監督はスペイン1部ラ・リーガのレアル・ソシエダで攻撃を牽引する久保建英について、「久保が代表チームにもたらす効果は、(アルゼンチン代表FW)リオネル・メッシ、(ブラジル代表FW)ネイマール、(フランス代表FW)キリアン・ムバッペと同等かそれ以上」と評したと記事では伝えられており、要警戒選手として認識しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)