久保建英、マンUが“交換条件”を提示? イングランド行き浮上で英見解「リスクを伴う」
アントニーを交換条件として提示する可能性が浮上
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英の去就が騒がれている。イングランド1部の名門マンチェスター・ユナイテッドへの移籍の噂が浮上したなか、英メディアはブラジル人FWが交換条件として提示される可能性について報じている。
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久保は今シーズン、ここまでラ・リーガ17試合で6ゴールと躍動。昨季の9得点を凌ぐペースで結果を残している。ユナイテッドは日本人アタッカーの活躍に目を付けており、代わりにブラジル代表FWアントニーを交換条件として提示する噂が浮上しているようだ。
ユナイテッド2年目を迎えたアントニーだが、今季は未だ公式戦19試合の出場でノーゴールと厳しいシーズンを過ごす。英地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」は「久保建英を獲得するために、アントニーとの交換条件を提示する可能性がある」と、報道の事実を伝えつつ「その可能性は低い」と独自の考察を展開している。
記事ではアントニーを「8500万ポンド(約153億円)という値段に見合う活躍ができていない。ファンは元アヤックスの男に対する忍耐を失い始めている」と現地の失望度合を報じながらも「来月にはジェイドン・サンチョがレンタル移籍でユナイテッドを離れることが決定的で、ユナイテッドはワイドプレーヤーを確保しておく必要がある」と、久保獲得の場合に起こるリスクを指摘した。
「(共同オーナーに就任する実業家の)ジム・ラトクリフ氏がどのようなスタンスでクラブにやってくるかも見ものだ。彼は移籍に対してより強硬なアプローチを取るかもしれないが、アントニーと経験の浅い久保を交換することはそれなりのリスクを伴うだろう」
ユナイテッドの久保獲得の噂に対し、同メディアは懐疑的な見解を示した。スペインの地で成功を収めてきた日本人アタッカーの将来は、まだ混沌としている。
(FOOTBALL ZONE編集部)