ソシエダ、久保建英が躍動もベティスに0-0ドロー 3度ネット揺らすも…オフサイド判定に

レアル・ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】
レアル・ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】

公式戦8戦負けなしも…ホームで勝ちきれず

 スペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間12月17日のラ・リーガ第17節でベティスと対戦し0-0で終了した。日本代表MF久保建英はフル出場も勝ち点3を逃している。

 前節ビジャレアルとの古巣対戦で1ゴール1アシストの大活躍を見せ、試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)にも選出された久保。序盤から試合のペースを握るチームのなかで、久保はマッチアップしたDFアブネル・ヴィニシウスからの激しいプレスに苦しみつつも前半7分にもチャンスを早速作る。

 波状攻撃の流れから右サイドに張った久保にボールが渡ると、素早い仕掛けから右足でクロス。味方のヘディングシュートは、厳しいマークに遭い枠を外れた。それでも前線で取られた際にすぐさま守備に奮闘。相手のカウンターを防ぎ、ソシエダの二次攻撃へとつなげている。

 前半17分にも味方とのスイッチから右サイド深くまで久保が突破。最後の折り返しは上手くつながらなかったが、キレのある動きもこの試合でも披露している。試合も開始20分を過ぎるとベティス側も元スペイン代表MFイスコを中心に攻撃を展開していく。

 ベティスは左サイドから攻撃を展開し。コーナーキックのチャンスからは惜しいヘディングシュートもあった。その後はお互い攻防が激しく入れ替わる展開で、前半25分にソシエダはゴールに迫る。

 下がってボールを受けた久保は、右サイドのDFアマリ・トラオレとワンツー。トラオレがスピードに乗り突破すると、相手ペナルティーエリア内で切り返して中央へグラウンダーのクロスを送る。これが相手の足に当たって流れたところを、FWアンドレ・シウバが詰めてネットを揺らした。

 しかしこれは、シウバの位置がオフサイドだったとしてゴールは認められず。久保はその後も相手MFマルク・ロカ相手に股抜きを仕掛けファウルを誘うなど好プレーを継続。前半40分には中央へドリブルで運び、相手ペナルティーエリア手前からMFミケル・オヤルサバルへ絶妙なスルーパス。折り返したボールをシウバが再びネットを揺らしたが、今度はオヤルサバルがオフサイドの判定となりまたもや得点とはならなかった。

 ソシエダはほかにもMFマルティン・スビメンディの惜しいミドルシュートもあったが、両チームともにスコアレスのまま試合を折り返す。

 後半2分、久保が早速ファウルを受けペナルティーエリア手前やや右の位置でソシエダが直接フリーキック(FK)を獲得。オヤルサバルのキックは右ポストを叩き、ゴールを割ることはできなかった。

 ソシエダはホームで勝ちたい一戦だが、なかなかゴールの奪えない苦しい展開。状況を打開するため後半13分にシウバに代わってFWウマル・サディク、MFアーセン・ザハリャンを下げてMFベニャト・トゥリエンテスを投入する。

 後半18分にはベティスに攻め込まれると、久保のところを剥がされDFアイトール・ルイバルがニアハイで強烈なシュート。これはGKアレックス・レミロが弾き危機を脱している。

 前半ほどの攻撃の厚みを仕掛けられない展開が続くソシエダだったが、後半23分には久々に前線高い位置で久保にボールが渡った。右サイドからカットインで強引に中央へ持っていくと、少し体勢を崩した状態で放ったシュートはクロスバーの上となっている。

 後半30分にはベティスがカウンターから反撃。後半途中から投入された18歳FWアサン・ディアオがスルーパスに抜け出しシュートを放ったが、これは角度も厳しく枠を捉え切れなかった。

 後半43分にはサディクがペナルティーエリア内で身体を張ってキープ。上がった久保がボールを受けてビッグチャンスを迎えたがGKルイ・シルバの好セーブに阻まれてしまった。その二次攻撃からサディクがネットを揺らすも、3度目のオフサイド判定で得点は認められず。決定機を決め切れなかったソシエダは0-0のまま試合は終了。久保はフル出場も2連勝は叶わなかった。

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