ソシエダが久保建英の“後釜ウインガー”を調査か スペインメディア言及「ある名前を用意している」
ヘンクの19歳MFビラル・エル・カンヌスに関心か
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、来季の去就動向がスペインメディアを中心に注目されてきた。スペインメディア「elgoldigital」は、来夏の移籍市場で久保流出の事態に備え、ソシエダがある選手に目を付けていると伝えている。
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ソシエダ在籍2シーズン目の久保は、9月の5試合では4ゴールを叩き出し、イングランド代表MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)ら実力者を抑え、ラ・リーガの9月月間MVPを受賞。イングランド1部の名門マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、リバプールのほか、スペインでは昨季まで保有権を保持していた古巣レアル・マドリードからの関心がたびたび報じられてきた。
今季公式戦の成績は21試合で6得点4アシスト。11試合ノーゴールと結果が出ていなかったなかで、現地時間12月9日に行なわれたラ・リーガ第16節ビジャレアル戦(3-0)では約2か月ぶりに得点を挙げた。
「elgoldigital」は「レアル・ソシエダは来夏の移籍市場でのタケ・クボの退団を危惧し、すでに後釜のウインガーを探している」と見出しを打ち、ソシエダの状況について言及している。
「タケ・クボは最高レベルのパフォーマンスを披露しており、ビッグクラブのターゲットとなっている。これを受け、ソシエダ経営陣はある名前を用意している。モロッコ出身のMFビラル・エル・カンヌスだ。ベルギー国籍を持つ19歳は、ヘンクの優秀な選手の1人で、今シーズンは29試合に出場して3ゴール2アシストを記録。彼の活躍はソシエダ周辺でも高く評価されており、タケ・クボの後釜になりうると考えられている」
記事では、「タケ・クボの去就によって、ロス・ブランコス(レアル)からそれなりの移籍金がもたらされる可能性があるだけに、その期待はかなり大きい。ただ、当面はタケ・クボのレアル・ソシエダでの将来を見守る必要があるだろう」と締めくくっていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)