J2清水、3選手の契約満了を発表 プレーオフ支えたGK、今季3得点MF神谷らが退団へ「実力不足を痛感」「すごく悔しい」

清水が3選手の契約満了を発表(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
清水が3選手の契約満了を発表(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

GK大久保、DF井林、MF神谷の3人が契約満了でチームを離れる

 J2清水エスパルスは12月6日、GK大久保択生、DF井林章、MF神谷優太の3選手の契約満了を発表した。

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 アンダー世代の日本代表招集歴もある大久保は、2019年の夏から清水でプレー。リーグ戦では日本代表の権田修一へ先発を譲っていたが、今季のJ1昇格プレーオフ準決勝モンテディオ山形戦で正GKのコンディション不良に伴い先発に抜擢される。

 続く決勝戦(東京ヴェルディ戦/1-1)でもフル出場を果たしたが、試合終了間際のPK弾に泣き、チームはJ1昇格をあと一歩のところで逃してしまった。大久保は「プレーオフ決勝のあの最高の応援のなかで、PKを止めて皆さんと喜び合えなかったことが心残りで、自分の実力不足を痛感しています。来年も清水エスパルスでプレーできないのは寂しいですが、来年こそJ1へ昇格して強いエスパルスになることを楽しみにしています」とコメントを残している。

 2021年夏にサンフレッチェ広島より清水へとやってきた井林は、今季リーグ戦18試合の出場で3ゴールと活躍を見せる。井林は「まずは昨年の降格のこと、そして今年J1昇格を果たせなかったこと、本当に申し訳なく思います。2年前の夏にきてから苦しい時間ばかりでしたが、自分らしさを出すことはできたと思うので過ごした時間に悔いはありません」と在籍2年半の悔しい思いをコメントで吐露している。

 清水2年目だった神谷も今季は22試合の出場で3ゴールとチームに大きく貢献。7番を背負ったMFは「満了と言う形で終わってしまったこと、すごく悔しい気持ちでいっぱいです。清水でJ1昇格し、皆さんとたくさんの喜びを分かちあいたかったです。それが叶わない現実をすごく残念に思っています」と、惜しくも叶わなかったチームのJ1昇格について述べた。

 また「しかし、それがサッカー選手の人生です。ここ数年、怪我に苦しみ中々満足するプレーができなく悩んだ時期が多かったですが、トレーナーやスタッフの方々のおかげで、今年1年最後までピッチの上で終えることができました。まだ今後のことは決まっていませんが、人生なるようになると思っています」とこれまでの苦難も明かしつつ、今後への抱負も語っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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