TikTokの再生回数のランキングでスペイン語圏3位に

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英の人気ぶりは、クラブにも大きな影響を与えているようだ。現地紙はソシエダのSNSの反響拡大を「クボマニアは、世界中のラ・レアル（ソシエダ）ファンを虜にし続けている」と日本人MFの名前も含めた表現で取り上げている。

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　ソシエダ在籍2シーズン目の久保はラ・リーガで大きく飛躍。今季リーグ12試合に出場して5得点2アシストと突出したパフォーマンスを披露し、9月の5試合に限れば4ゴールを叩き出している。この活躍が認められ、久保はイングランド代表MFジュード・ベリンガム（レアル・マドリード）ら実力者を抑え、ラ・リーガの9月月間MVPを受賞した。

　チームとしてもここまで13節までを消化しリーグ6位。序盤で勝ちきれない試合もあったなかで、UEFAヨーロッパリーグ（EL）出場圏内をキープしている。

　そうしたなか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「スペイン語圏ではレアル・マドリード、バルセロナに次いで3番目にTikTokの再生回数が多いクラブ」だと紹介。記事では、SNSのデータ情報を取り扱うスペインの会社「Deportes&Finanzas」が出したTikTokにおけるスペイン語圏のサッカーチームの再生回数ランキングを引き合いに、ソシエダの人気ぶりを報じている。

「ムンド・デポルティーボ」紙は「ラ・レアル（ソシエダ）の止まらない成長、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）での大活躍。“クボマニア”は世界中のレアルファンを虜にし続けている」と、ラ・リーガ名門2クラブに次いでランクインしたソシエダへ脚光を当てた。

　データによると10月時点のTikTokでの再生回数は、3位のソシエダが約3420万回。1位のレアルが約2億2900万回、バルセロナが次いで約2億500万回となっている。記事では「チームがこのランキングで特権的な3位を維持しているのは不思議なことだ」と、9月と同様の順位になっていることを驚きとともに報じていた。