リバプール、サラー後釜候補に久保浮上は「賢い選択」 専門メディア期待「クボほどクロップのスタイルに合う選手はない」

久保建英がモハメド・サラーの後釜に?【写真:Getty Images】
久保建英がモハメド・サラーの後釜に?【写真:Getty Images】

同じウインガーとして久保を高く評価

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英はラ・リーガで飛躍を遂げており、世界から去就が注目されている。イングランド1部リバプールでもエジプト代表FWモハメド・サラーの後継者候補として名前が挙がるなか、リバプール専門メディア「liverpool.com」も「将来的に久保をクラブでプレーする3人目の日本人選手にするのは賢い選択だろう」と言及している。

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 ソシエダ在籍2シーズン目の久保は、今季ラ・リーガで12試合に出場して5得点2アシストと突出したパフォーマンスを披露。9月の5試合では4ゴールを叩き出し、イングランド代表MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)ら実力者を抑え、ラ・リーガの9月月間MVPを受賞した。

 スペインを席巻するパフォーマンスを受け、欧州名門クラブへの移籍話が浮上。イングランド1部の名門マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、リバプールのほか、スペインでは昨季まで保有権を保持していた古巣レアルからの関心がたびたび報じられている。

 そのなかで、今回にサウジアサビア移籍の可能性があったリバプールFWサラーの後釜として、リバプール専門メディア「liverpool.com」は「欧州5大リーグで最近活躍した日本人選手と言えば、三笘薫や遠藤航のような選手たちであり、リーガ・エスパニョーラでは久保建英が躍動している。そして、三笘不在のなか、インターナショナル・ブレイク中の日本の成功に重要な役割を果たしたのは後者(久保)だった。遠藤がキャプテンを務めたワールドカップ予選で、日本はシリア相手に5-0の快勝を収めた。特に印象的だったのは久保のゴールで、右サイドからカットインし、ボックス外から強烈な左足のシュートをゴール隅に突き刺した」と、久保にフォーカスしている。

「リバプールのファンは、ユルゲン・クロップ監督のタリスマンであるモハメド・サラーが決めたゴールを何度も見ている。遠藤自身もトレーニングセンターで同じようなシュートを見慣れているだろう。しかし、今回は日本代表のチームメイトがそのトリックを披露したのだ。久保ほどプレースタイルがサラーに似ていて、クロップ監督のゲーゲンプレッシング・スタイルに合う選手はいない。リバプールは、サウジアラビアからの関心があるなかでも、サラーが長くアンフィールドにとどまることを望むだろうが、退団の時が訪れた時、サラーの座を継ぐ最有力候補の1人が久保であり、将来的に久保をクラブでプレーする3人目の日本人選手にするのは賢い選択だろう」

 リバプールメディアでは、“サラーの後釜”としての久保への期待値はかなり高いようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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