「これが新しいタケだ」 久保、“古巣”バルサ時代からの「爆発的成長」にスペイン紙注目
11月4日にリーグ戦でバルセロナと対戦
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間11月4日、ラ・リーガ第12節でFCバルセロナと対戦する。日本代表MF久保建英にとっては下部組織時代を過ごした“古巣”との一戦になるなか、スペイン紙「La Vanguardia」は「これが新しいタケ・クボだ」と成長ぶりに注目している。
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久保はソシエダ所属2年目の今季、ラ・リーガで10試合5ゴールと突出したパフォーマンスを披露。9月の5試合では4ゴールを叩き出し、ラ・リーガの9月月間MVPを受賞した。スペインを席巻する活躍ぶりから、早くも来季に向けた去就に注目が集まっている。
そのなかで、11月4日のラ・リーガ12節は“古巣”バルセロナとの対戦になるが、スペイン紙「La Vanguardia」は「ラ・マシア→マドリード経由→レアル・ソシエダ:これが新しいタケ・クボだ」と見出しを打って取り上げている。
記事では、久保がバルセロナの下部組織ラ・マシアに所属し、その後、クラブが18歳未満の国際移籍で国際サッカー連盟(FIFA)の規約に違反した影響で日本に帰国することになった経緯などを説明。そして、昨季移籍したソシエダで本領を発揮している点を高く評価している。
「バルセロナは彼のことをよく覚えている。タケ・クボは、トップチーム候補生に名前が挙がっていた選手の1人だった。しかし、2015年、FIFAがバルセロナに科した制裁により、試合に出場できないため、日本への帰国を余儀なくされた。彼は15歳だった。その後、FC東京でその才能を証明し、ヨーロッパに舞い戻った。コパ・アメリカ(南米選手権)では日本のA代表でもデビューした。そして今、タケ・クボはサン・セバスチャンで爆発的に成長し、ドノスティのファンの愛情を勝ち得ている」
バルセロナとの一戦でどのようなプレーを見せるか、久保の一挙手一投足に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)