今季初得点のセルティック韓国代表FW、古橋との競演を熱望 「いいパートナーシップを築いている」
韓国代表FWオ・ヒョンギュがセント・ミレン戦で今季初ゴール
スコットランド1部セルティックでプレーする韓国代表FWオ・ヒョンギュは、日本代表FW古橋亨梧とのポジション争いにより出場機会が限られていたが、11月1日のスコティッシュ・プレミアシップ第11節セント・ミレン戦(2-1)で待望の今季初ゴールをマークした。22歳のストライカーは古橋を「偉大な選手」と絶賛しており、前線でのタッグ競演を熱望しているという。
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今年1月にセルティックに加入したオ・ヒョンギュ。昨季はシーズン途中の加入ながら16試合で6得点と高い決定力を発揮した一方で、今季は開幕直後から負傷での欠場もあり、ゴールがなかった。センターフォワードには古橋という絶対的な存在がいるため、スタメン起用のチャンスがなかなか回ってこないこともあり、結果が出せずに苦しんでいた。
そんな男がセント・ミレン戦では値千金のゴールを奪った。1-1で迎えた後半38分、セルティックはボールを細かくつないで中央を突破すると、最後は古橋、MFオーディン・チアゴ・ホルムのパス交換でエリア内に侵入。そしてラストパスを受けたオ・ヒョンギュが右足で豪快に蹴り込んだ。リーグ戦8試合目の出番でようやく奪った初ゴールがそのまま決勝点となった。
英紙「デイリー・レコード」は「オ・ヒョンギュが古橋の影から華麗に上昇」と報じ、オ・ヒョンギュの試合後のコメントを伝えている。
「今季初ゴールを決められて本当に嬉しい。ボールがネットを揺らした時は最高の気分だった。正直、今季は得点が決められないとても苦しい時期を過ごしていた。でも監督は僕に常に進み続けろと言ってくれた。トレーニングでも毎日ハードワークをしているよ」
ブレンダン・ロジャーズ監督からの信頼に応えたオ・ヒョンギュは、ポジション争いのライバルでもある古橋との関係についても言及している。
「キョウゴは偉大な選手。僕らはいいパートナーシップを築いていると思う。トレーニングではいつも彼から学んでいる。彼とは毎試合一緒にプレーしたいよ。今日は一緒にゴールに絡むことができてとてもハッピーだ」
昨季のリーグ得点王である古橋から多くのことを学んでいるというオ・ヒョンギュは、ピッチ上での競演の機会を熱望していた。