久保は「レアルに夢を与え始めている」 再獲得時の“経済効果”に現地驚嘆「クボが160億円を生み出す」
古巣復帰が騒がれている久保「レアル内部での彼の状況は一変」
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、今季ラ・リーガを席巻する活躍を披露していることから、古巣レアル・マドリードの再獲得が盛んに報じられている。そんななか、レアル専門メディアは久保のパフォーマンスについて「レアルに夢を与え始めている」としたうえで、「5年契約を結んだ際、クボが1億ユーロ(約160億円)を生み出すだろう」と、驚異的な経済効果にも注目している。
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今季の久保はリーグ開幕から10試合5ゴールを記録しており、9月にはレアルのMFジュード・ベリンガム、FCバルセロナのFWロベルト・レバンドフスキらを抑え、月間最優秀選手に選出された。一方、世代交代の若返りを進めているレアルは、大幅に得点力が向上した久保に対し、再獲得を熱望しているとスペイン国内でこぞって報じられている状況にある。
そんななか、レアル専門メディア「Defensa Central」は、「フロレンティーノ・ペレスは常に選手のクオリティーを注視しているが、マーケティングの観点からも選手の価値を分析している。肖像権はクラブの健全性にとって非常に重要であり、彼はクボが生み出すものに驚きを隠し切れずにいる」と取り上げ、商業面の恩恵にも注目している。
記事では「彼のパフォーマンスはレアルに夢を与え始めている。実際、獲得を真剣に検討している。クボの加入はあらゆる面でポジティブな影響をもたらすだろう」としたうえで、「5年契約を結んだ際、クボが1億ユーロを生み出すだろう。アジア市場のおかげで、年間2000万ユーロ(約32億円)が保証されるわけだが、これはまさに狂気の沙汰だ」と、久保による経済効果に驚嘆している。
そのうえで「論理的に考えて、マドリードの理事会が魅了されているのは商業面だけではない。この日本人選手の飛躍は目覚ましいものと誰もが理解している。攻撃陣のリソース不足により、レアル内部での彼の状況は一変するだろう」と、戦力面での期待を強調していた。いまやスペインのみならず、世界的に見ても最も勢いに乗る右サイドアタッカーとなった久保だが、古巣は今後どのような立ち振る舞いを見せるのか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)