90年代ベストユニフォームを英選定 日本代表GKの炎デザイン&懐かしのJ1クラブユニも「ファイヤーウェア」「桜の木に…」

日本代表の過去ユニに海外脚光【写真:徳原隆元】
日本代表の過去ユニに海外脚光【写真:徳原隆元】

98年フランスW杯の日本代表GKユニフォーム、同年C大阪のホームユニが選出

 国やクラブ、サッカー界ではこれまでさまざまなユニフォームデザインが話題を呼んできた。英サッカー専門誌「フォー・フォー・ツー」では、「90年代のベスト・フットボール・キット」と称し厳選した32のユニフォームに再度脚光を当て、そのなかで日本から2着のデザインが選ばれている。

「イングランドから日本まで、20世紀最後の10年間を象徴する32のサッカーユニフォームを紹介」と題したなかで、1998年の日本代表GKのユニフォームと、同年のJ1セレッソ大阪ホームユニフォームの2つのデザインが取り上げられた。

 98年の日本代表GKのユニフォームは、フランス・ワールドカップ(W杯)で採用されていた大胆な炎のデザインを使った一着。紹介された写真では当時の守護神だった川口能活氏が着用しており、記事では「まるで90年代のクールな子供たちが学校のディスコで着ていたシャツのよう。カワグチはフランスでこのファイヤーウェアを着用する機会に恵まれたシュート・ストッパーだった」と紹介されている。

 一方、同年のC大阪のホームユニフォームデザインは「選手たちが等身大のパルマバイオレットのお菓子のように鮮やかに見えた」と、イギリスのタブレット菓子「パルマバイオレット」を例えに色合いを表現。縦のストライプ模様、ピンクを用いた一着は「クラブ名の由来となった日本の有名な桜の木にちなんでいる」と説明されている。

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