レアルは「久保と対戦して苦しんできた」 関心報道過熱の日本人レフティーに現地注目「最高のフォーム」
今季はリーグ戦10試合に出場して5得点をマーク
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、今季ラ・リーガでの活躍により古巣レアル・マドリードへの復帰説が現地メディアで盛んに報じられている。レアル専門メディア「Bernabéu Digital」は、「レアル・マドリードはタケ・クボと対戦して苦しんできた」と取り上げている。
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久保は今季ラ・リーガで10試合5ゴールと突出したパフォーマンスを披露。9月の5試合では4ゴールを叩き出し、イングランド代表MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)ら実力者を抑え、ラ・リーガの9月月間MVPを受賞した。スペインを席巻する活躍ぶりから、早くも来季に向けた去就に注目が集まっている。
昨季プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティも久保に関心を示しているという報道が出たなか、レアル専門メディア「Bernabéu Digital」は久保の“今”について言及している。
「タケ・クボは現在、欧州サッカー界で最も重要な選手の1人だ。かつてレアル・マドリードに所属した彼は、レアル・ソシエダでセンセーションを巻き起こしており、欧州5大リーグのトップクラブから関心を集めている。2022年に約700万ユーロ(約11億2000万円)の移籍金でレアル・マドリードを去った。(敵地)レアル・アレーナでは、レアル・マドリードはタケ・クボと対戦して苦しんできた。最高のフォームを見せている」
また、記事では、イングランド1部マンチェスター・シティの“本気度”に関しても推察している。
「もしタケ・クボがレアル・ソシエダを去ることになった場合、レアル・マドリードが売却収入の権利50%を所有していることも忘れてはならない。英衛星放送『スカイ・スポーツ』は、マンチェスター・シティがタケ・クボに興味を持っていると報じている。ジョゼップ・グアルディオラの好みであり、マンチェスター・シティは獲得に6000万ユーロ(約96億円)を支払うことを望んでいるという。タケ・クボは2027年まで契約を結んでいるが、マンチェスター・シティはストライカーを探しており、そのターゲットになっている。彼らの移籍方針は若手に重点を置いており、久保に似たプロフィールのウインガーであるベルギー代表FWジェレミー・ドク(レンヌ→マンチェスター・シティ)も最近獲得した」
日に日に去就のニュースが飛び交う久保だが、それだけ現在の活躍が海外でも認められているということだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)