チュニジア戦で全2ゴールに絡む活躍を披露

　森保一監督率いる日本代表は10月17日、国際親善試合でチュニジアと対戦し、2-0で勝利を収めた。MF久保建英（レアル・ソシエダ）はトップ下で先発し、全2ゴールに絡む活躍を披露。ブラジルメディアは「日本代表で先発であるべき」と喝采を送り、そのプレーぶりに熱視線を送っている。

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　久保は13日のカナダ戦（4-1）では出番がなかったなかで、チュニジア戦ではトップ下で先発。前半43分にFW古橋亨梧（セルティック）が決めた先制点で起点のパスを通すと、1-0で迎えた後半24分には左サイドで相手との巧みな駆け引きから突破し、クロスを送ってMF伊東純也（スタッド・ランス）の追加点を演出した。

　チームの全2得点に絡んだパフォーマンスに対し、ブラジルメディア「ge.globo」は「久保がついに日本の真のスターターになった」と、トップ下で存在感を放った出来を絶賛。所属するソシエダでは右サイドを主戦場に好プレーを披露しているなか、記事では日本代表での適性ポジションと序列争いへの見解が示されている。

「スペインでは右サイドでプレーしているが、日本代表では中央のほうが彼の才能を生かせるかもしれない。まるで10番を背負うかのような今日のパフォーマンスが、それを証明している。攻撃をリードし、試合のペースを握り、しばしば下がって動き出し、決定的な動きにも参加した。今日、彼はついに代表チームの先発であるべきだと示した」

　久保本人も2得点に絡んだパフォーマンスに手応えを掴んでいるのか、チュニジア戦後「ちょっとは（序列が）上がったのかな」と自己評価。ソシエダでの好調ぶりを持ち込むように躍動した働きに、海外メディアからは賛辞が送られていた。