ソシエダ久保の市場価格78億円にスペイン紙注目 「契約解除条項の94億円に近付いている」
久保は約4か月で市場価格が倍増
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」が10月13日付で発表した推定市場価格で5000万ユーロ(約78億6000万円)をマーク。ソシエダ内でトップタイに踊り出たなか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」も取り上げている。
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久保は昨季開幕前にスペイン1部レアル・マドリードからソシエダへ完全移籍。1年目はラ・リーガ35試合に出場して、日本人選手として同リーグの最多記録となる9得点、7アシストという成績で、10年ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。
所属2年目の今季も開幕8試合で5得点1アシストと攻撃を牽引。今年6月の時点で2500万ユーロ(約39億3000万円)だった推定市場価格は、今回5000万ユーロ(約78億6000万円)へと急上昇した。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、ソシエダに所属する選手たちの多くが市場価値を上げたことに言及。そのなかで久保にも触れている。
「個人に焦点を当てると、トップチームのうち10人が市場価格を上げている。最も顕著なのは久保で、その価値は倍増して5000万ユーロ(約78億7000万円)に達し、すでに契約解除条項の額(6000万ユーロ/約94億4000万円)に近づいている。評価を上げた選手の増加額は総額4885万ユーロ(約76億9000万円)であり、決して小さくない」
記事では、「光と影」と題して市場価格が下がった選手にも着目。ダウンの選手は7人、うちアタッカーが5人で、ナイジェリア代表FWウマル・サディクら総額2300万ユーロ(約36億2000万円)のダウン額となったと伝えていた。