久保建英は「まさに金鉱」 ソシエダにもたらした“経済効果”に現地注目「レアル、バルセロナに次いで…」

ソシエダでプレーする久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダでプレーする久保建英【写真:Getty Images】

6日に日本企業ヤスダグループがソシエダのクラブスポンサーに

 スペイン1部レアル・ソシエダは10月6日、日本企業の「株式会社ヤスダグループ(以下:ヤスダグループ)」との戦略的パートナーシップを締結した。この契約を含め、現地メディアはクラブに在籍する日本代表MF久保建英のもたらした“経済的効果”について報じている。

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 クラブのメインスポンサーとなったヤスダグループは、3年契約でクラブとパートナーシップを結ぶ。日本市場を開拓する役も買っているという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、このスポンサーによってクラブは「以前のスポンサーの2倍以上の報酬を受け取ることになる」と伝えている。

 同メディアは「日本には久保建英ブームがあり、ソシエダはそこから多くの経済的利益を得ることができる」と、久保のもたらす経済効果について言及。「今日、彼はリーガのスター選手の1人であり、9月のリーグMVP、5ゴールで得点ランキングも2位と、入場料を払ってでもプレーを見たい、魔法と溢れる力を持った選手の1人になった。彼自身が貴重であり、母国への影響も大きい」と存在の大きさを指摘した。

 久保の影響から、「ソシエダは現在、(レアル・)マドリード、バルセロナに次いで日本で最も多くの期待と観客を集めるリーガのチーム」と自信を持って伝える。また久保はピッチ外でも多くの収入を得ており、5つの多国籍企業とスポンサー契約を結んでいる事実にも触れた。

「4つは日本企業(日本航空、キリン、タイカ、コナミ)、1つはドイツ企業(アディダス)と契約を結んでいる。(リオネル・)メッシ、ネイマール、クリスティアーノ(・ロナウド)といった世界的なスーパースターがいなくなったスペインサッカー界において、彼は個人スポンサーシップの面でアジア人サッカー選手の中で最も高給取りであり、最も多くのスポンサーを持つ選手であると考えられている」

 また今年9月のTikTok再生回数において、「レアル、バルセロナに次いでスペイン語圏で3番目に(再生回数が)多いチームとなり、その視聴者は世界中で増え続けている」といいう。記事は「どの程度かは計り知れないが、久保の存在は大きい。まさに金鉱だ」と功績を大きく取り上げていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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