アトレティコファン、久保建英への“疑惑行為”でスペインメディア注目 「ソシエダファンはリスペクト欠如に憤り」
久保は先発出場して65分間プレー
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、10月8日に行われた敵地でのラ・リーガ第9節アトレティコ・マドリード戦(1-2)で先発出場するも後半20分で途中交代となった。スペインメディアは、アトレティコファンが久保に対して差別的な発言があった、というSNSの書き込みを取り上げている。
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右サイドで先発出場した久保だが、ドリブルを仕掛けようとするとアトレティコはファーストディフェンダーのほかに、すかさずカバーが来て縦も横も切られる状態で、思うように攻撃ができなかった。それでも前半アディショナルタイム、久保は右サイドからピンポイントクロスを入れてチャンスを演出するも、スペイン代表FWミケル・オヤルサバルのヘディングシュートは枠を捉えることができなかった。
1点ビハインドで折り返した後半9分、久保は右サイドからのカットインで左足シュートを放つも相手のブロックに遭ってゴールならず。同20分に久保はスペイン人MFカルロス・フェルナンデスと交代し、今季リーグ戦では開幕節ジローナ戦(1-1)の72分を下回る最短での交代となり、チームも1-2で敗れていた。
そのなかで、スペイン現地メディア「Noticias de Gipuzkoa」は「レアル・ソシエダのファンは、メトロポリターノでの久保建英に対するリスペクト欠如に憤りを感じている」と取り上げている。
記事によれば、敵地エスタディオ・メトロポリターノでアトレティコのファンから久保に対して差別的な発言があったと、現地観戦したソシエダのファンが書き込んでいるという。
「久保はアトレティコファンによる人種差別的な侮辱と嘲笑に苦しんでいる」
「クソ中国人と侮辱するのは、黒人だと言うのと同じ人種差別だ」
アトレティコはディエゴ・シメオネ監督の完璧な戦術で久保を巧みに封じたが、現地ファンはヒートアップしすぎてしまったのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)