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アキレス腱断裂「ドレッシングルームで確定」 無念のW杯欠場も…中山雄太「落ち込んでなかった」
国際親善試合2試合に臨む森保ジャパンメンバーに復帰
森保一監督率いる日本代表は10月9日、今月の国際親善試合2試合(カナダ戦/13日、チュニジア戦/17日)に向けて国内で合宿をスタートさせた。代表メンバー復帰を果たしたDF中山雄太(ハダースフィールド)は、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)でメンバー入りもアキレス腱断裂の大怪我で辞退になった当時の心境を改めて明かした。
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中山は昨年開催されたカタールW杯登録メンバー26人に名を連ねていたが、メンバー発表翌日に行われたリーグ戦19節サンダーランド戦(0-2)で右足を負傷。アキレス腱の重傷で手術を余儀なくされ、クラブからW杯欠場が発表された。掴みかけた夢がすり抜けた瞬間は、意外にも冷静に前を見ていたという。
「怪我した瞬間は分からなかったんですけど、ドレッシングルームに戻ってからはアキレス腱断裂の判断は確定していたので、落ち込むというよりやり切って迎えた結果であったので、その瞬間から次回大会に向けてどうなっていこうかなということしか考えていなかった。心配の声、有難い言葉を頂いたんですけど、それはパワーになりました。ただ自分としては落ち込んでなかった」
日本はW杯ベスト16でクロアチアにPK戦の末に敗退。仲間たちがピッチで活躍する姿を「いちサッカーファンとして見ていた」と中山。「一応選出はしてもらっていたので悔しさというより、仲間の活躍に対して素直に喜べた。クロアチア戦は出てないですけど悔しかったというのがあった」と振り返った。
復帰までのリハビリに費やした10か月間は「短かった」と回想。自身にとっては充実の期間だったといい「自分がどうなりたいかを信じてやっていた。そこで悲観的にならなかった」という。代表メンバー復帰を果たし「日本代表としてやれるという喜びと、責任というか、離れていたからこそ感じるものが沸々とある」という26歳は、満を持して森保ジャパンの一員としてピッチに立つ覚悟を示していた。