冨安のCBプレー「素晴らしかった」 アーセナル“主力外”メンバー躍動をアルテタ絶賛
カラバオ杯でブレントフォードに1-0勝利、主力外メンバーが活躍
イングランド1部アーセナルは現地時間9月27日のカラバオカップ(リーグカップ)3回戦でブレントフォードに1-0で勝利し、次ラウンド進出を決めた。リーグ戦からは大きくメンバーを入れ替えて試合に臨んだなかミケル・アルテタ監督はチームのパフォーマンスを称賛していた。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。
アーセナルは前半8分、前線からのプレスで相手のミスを誘発してイングランド代表FWエディ・エンケティアが高い位置でボールを奪うと、最後はMFリース・ネルソンがフィニッシュを飾って先制。このゴールが決勝点となり、1-0で勝利した。
この試合では新加入のスペイン代表GKダビド・ラヤに定位置を奪われていたイングランド代表GKアーロン・ラムズデールや、アーセナルでは初めてセンターバック(CB)として先発した日本代表DF冨安健洋などリーグ戦では出番が限られている選手が存在感を発揮していた。チームを率いるアルテタ監督もそんな彼らのパフォーマンスに満足げの様子だった。
「すべての選手がとても重要だ。多く負傷者がいるなかで、貢献してくれる選手たちがいる。だが、フットボールでは今この瞬間が重要だ。(ラムズデール)今日、出場機会を得て本当に重要な活躍をした。ヤクブ(・キヴィオル)も冨安も素晴らしかった。ジョルジ(ジョルジーニョ)はあの試合(ミスで失点に絡んだトッテナム戦)から3日後でこのビッグゲームに出場した。リース(・ネルソン)もあまり先発の機会はないが得点を決めた。エミール(・スミス・ロウ)も同様だ」
アーセナルはUEFAチャンピオンズリーグも含め、今季公式戦6勝2分と無敗を維持している。負傷者が続出しているが、それをカバーするだけの戦力が今のチームには備わっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)