ヘタフェ時代の久保を指導したボルダラス監督が試合前の会見で発言

　日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダは9月24日にラ・リーガ第6節でヘタフェと本拠地で対戦する。ヘタフェを率いるホセ・ボルダラス監督は元教え子の久保らを名指し、ソシエダの選手のクオリティーの高さを絶賛している。スペイン紙「マルカ」が報じた。

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　ソシエダは前節レアル・マドリードに1-2で敗れ、今季初黒星を喫した。ここまで5試合で1勝3分1敗となり、勝点6の11位となった。ミッドウィークのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ではイタリア1部インテルと1-1でドロー。久保は好調を維持しているが、チームとしては勝ち切れない試合が多くなっている。勝点7で9位のヘタフェとの一戦で勝利し、浮上のきっかけを掴みたいところだろう。

　試合を前に、ヘタフェを率いるボルダラス監督はソシエダへの警戒を強めている様子だ。試合の前日会見で対戦相手についてこう語っていた。

「彼らは非常にバーティカル（縦方向）なチームで、素晴らしい個が揃っている。インテンシティも高く、強く、争いに勝つ。戦術的なファウルも厭わないチームだ。我々は間違いなく高いレベルで戦わなければならないだろう。（ミケル・）オヤルサバルや、我々もよく知るタケ・クボ、（ウマル・）サディク、カルロス（・フェルナンデス）、全ての選手が素晴らしいクオリティーを備えている」
　
　ボルダラス監督は今年4月にヘタフェの監督に復帰した。それ以前にも2016年9月から21年5月までヘタフェを率いており、2020-21シーズンの後半戦に半年間在籍していた久保を指導した経験がある。ボルダラス監督も、ソシエダで躍動する今ではその実力を十分に認めているようだ。