ホンジュラス1部で危険プレーが発生

　ホンジュラス1部リーグで衝撃的なタックル被害が起きた。CDマラトンとCDオリンピアの一戦で、相手選手2人を巻き込む恐怖シーンが発生。英紙「ザ・サン」では、「恐ろしいタックル」「両足で突進」と、危険プレーに注目している。

　注目のシーンは0-0のまま推移した後半39分、オリンピアがMFケビン・ロペスのゴールが勝ち越しゴールを奪った直後に生まれた。同41分にDFアンドレ・オレリャーナがルーズボールにスライディングタックルで反応するも、その勢い余って足の裏を見せたままオリンピアの2選手に激突してしまった。

　オレリャーナのタックル被害を受けたMFカルロス・ピネダと、MFヘルマン・メヒアはピッチに倒れこんだ。主審はオレリャーナに対してレッドカードを提示し、一発退場となっている。

　そんななか、「ザ・サン」紙では「両足で突進して2人の対戦相手を負傷させた」と、オレリャーナの危険なスライディングタックルを描写し、「ショッキングな出来事」と注目。また、記事内では「レッドカードではなく、終身刑だ」「空手か？」「なんてマヌケなんだ」など、酷評の様子も伝えられた。

　また、英紙「デイリー・スター」でもこの危険プレーに注目し、「サッカー選手の恐ろしいタックル、2選手を負傷させ解説者を仰天させる」と見出しを打って報道し、試合後のオレリャーナのコメントを紹介した。

　オレリャーナは、「私に必要なのは、それぞれの感情をコントロールすること」と、自身の反省点を指摘し、「このようなことは再び起こらないと言うよ」と、今後の挽回を誓った。