久保建英に「ペレス会長が感激」 レアル復帰説が再燃するスペイン…海外注目「最高傑作と評した」
好プレー続ける久保、高評価のスペイン報道に独メディアも熱視線
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、9月17日のラ・リーガ第5節レアル・マドリード戦(1-2)でゴールやアシストこそなかったものの、出色のプレーぶりから評価が上昇している。海外メディアはスペインでの報道に目を向け、レアル復帰が再燃しつつある動向に注目している。
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ソシエダで2シーズン目を迎えた久保は、レアル戦前までの4試合で3ゴール1アシストと、突出したパフォーマンスを披露。アウェーで迎えたレアル戦では前半5分、FWアンデル・バレネチェアへの絶妙なクロスから先制点に絡むと、後半11分にはオフサイド判定で取り消される“幻の得点”で相手ゴールを脅かした。
ソシエダはレアル相手に逆転負けを喫したなか、攻撃を牽引する久保の存在感は際立ち、そのパフォーマンスは昨季まで所属したレアルの首脳陣も唸らせているようだ。ドイツメディア「sport1」は、スペイン現地メディアの報道に注目。レアル専門サイト「Defensa Central」の報道を引用する形で、フロレンティーノ・ペレス会長の反応を伝えている。
ペレス会長は久保のパフォーマンスを受け「シーズンを通してこのレベルでプレーするなら、6月に話をしなければならないだろう」と、再獲得を示唆。記事では「ペレス会長でさえも感激している。この22歳のプレーはその場にいた人々に感銘を与え、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長でさえ、称賛せずにはいられなかった」と伝えている。
また、「sport1」はスペイン紙「マルカ」での評価にも目を向け、「『彼は年齢が2倍違う選手のような自信に満ちたプレーを見せた』と書き、このシューティングスターを“最高傑作”と評した」と報道。ソシエダでの好パフォーマンスで評価が急上昇する現況にドイツメディアも熱視線を寄せている。
レアルは昨夏、久保がソシエダへ5年契約で完全移籍した際、ソシエダが将来的に売却する場合の専売権(他クラブがソシエダにオファーを出した場合、それと同じ条件で優先的に購入できる権利)および、移籍金50%のキャピタルゲインを得る権利を保持。久保との関係性が完全に絶たれていない状況もあり、日本人アタッカーを監視し続けているようだ。