レアル、ムバッペ獲得意向は不変 来年1月に契約交わす可能性…スペイン紙が去就指摘
2023-24シーズン限りでPSGとの契約満了、レアルが獲得に関心
スペイン1部レアル・マドリードは、2023-24シーズン限りでフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)との契約が満了を迎えるフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得に動く方針を変えていないようだ。スペイン紙「スポルト」が報じている。
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レアルはここ3年間、昨シーズンまで所属していたフランス代表FWカリム・ベンゼマのポジションを守るため、そしてムバッペを将来的に獲得するために、ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドのような新たなストライカーを獲得してこなかった。そのプランは、ベンゼマが移籍した今も変わっていないようだ。
本来であれば、ムバッペは昨夏にレアルに加入しているはずだった。しかし、ムバッペはPSGとの契約を延長。レアルを袖にする形となった。しかし、レアルのムバッペへの関心がなくなったわけではなく、2024年夏に移籍することについて話し合ったという。実際にムバッペはPSGとの契約延長を拒否し、今季いっぱいをPSGで過ごすことを明言している。
記事によれば、レアルはPSGとの交渉を望んでいないという。「昨夏、2億ユーロ(約315億円)のオファーを提示したものの、PSG側は返答をよこさなかったことが、フロレンティーノ・ペレス会長のクラブの立ち位置を明確にした」という。さらに「レアルは、PSGがUEFAに提訴する恐れがあるため、選手とは直接交渉することを望んでいないと、ムバッペの母に伝え、同時に彼がPSGを離れる権利を得るのであれば、2億2500万ユーロ(約355億円)から2億3000万ユーロ(約362億円)を準備する」と報じている。
今後もPSGはムバッペに対して超高額の契約延長オファーを提示することが見込まれているが、今回はムバッペの意思も堅いとみられており、レアルは2024年1月2日に書面で契約を交わすことを目指す方向のようだ。
長年、相思相愛と伝えられてきたムバッペとレアルだが、ようやく夢の移籍が実現することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)