久保建英の獲得を「レアルは再考」 冬の補強プラン浮上、現地指摘「アンチェロッティが注文」
ソシエダ2季目で好パフォーマンスを発揮、保有権50%保持のレアル動向は?
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、ラ・リーガ4試合を終えて3ゴール1アシストと、突出したパフォーマンスを披露。昨季に続き、ソシエダで躍動する日本人アタッカーの動向が注目を集めているなか、現地メディアは久保の保有権を50%保持しているレアル・マドリードが冬の移籍市場で再獲得に動く可能性を指摘している。
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ソシエダで2シーズン目を迎えた久保は、リーグ開幕から好パフォーマンスを発揮。ジローナとの開幕戦で1ゴール、続くセルタ戦では1アシストをマークすると、直近のグラナダ戦(第4節)では2ゴールと躍動し、リーグ4試合を終えて3ゴール1アシストと、特筆すべき活躍を続けている。
ソシエダ加入1年目の昨季も、9ゴール4アシストと結果を残し評価を高めた久保。その勢いをさらに加速させるかのような今季開幕から4試合のプレーぶりを受け、現地メディアで注目されているのが保有権を50%保持しているレアル復帰への動向だ。スペインメディア「elgoldigital」は「日本人選手はカルロ・アンチェロッティの最初の注文の1つであるようだ」と指摘し、久保再獲得を視野に入れる可能性を伝えている。
「レアル・マドリードは、久保建英との再契約の可能性を再考している。冬の移籍市場は、カルロ・アンチェロッティが喜ぶであろう作戦を練る重要な時期となりそうだ。ホセ・アンヘル・サンチェス(スポーツ・ディレクター)は、この移籍を、チームに加わってから結果を残せていない選手の1人を移籍させる絶好の機会だと考えるだろう」
久保は昨夏、保有元のレアルからソシエダへ5年契約で完全移籍。レアルが保有権の半分を600万ユーロ(約9億4800万円)で売却し、残りの50%を保持する形での契約(契約解除条項は約6000万ユーロ/約94億円に設定)が結ばれており、買い戻しには半分の3000万ユーロ(約47億円)を支払う必要がある。
今シーズン開幕前のオフにも、久保の去就動向は注目を浴び、一部でビッグクラブ入りが囁かれながらも自ら「来年も100%チュリ・ウルディン(ソシエダの愛称)だ」と宣言。ソシエダは久保にとって“理想郷”となっている事実があるなかで、レアル移籍への進展が見られるのか、今後の動向に注目が集まる。