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「衝撃の瞬間」 海外レフェリーが携帯通話で判定チェック…前代未聞シーン話題「主催者側が中止要求」
ポルトガル1部リーグの試合中、VAR故障から思わぬ騒動に発展
ポルトガル1部リーグの試合中、レフェリーが携帯電話で判定をチェックする珍場面が発生。その後、一度宣告したPK判定が覆ったことで主審の不正行為が疑われる事態に発展するなど、一連の場面が海外で話題を呼んでいる。
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注目されているのは、現地時間9月3日に行われたポルトガル・プリメイラリーガ第4節・FCポルト対FCアロウカの一戦。アロウカが1点リードして迎えた後半45分、ポルトにPK判定が下った場面だった。
ミゲル・ノゲイラ主審によるこのジャッジに対し、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。オンフィールドレビューで該当場面の確認が行われるはずだったが、技術的エラーによりVARとの交信が不可能となってしまう。
そこでノゲイラ主審は、携帯電話を渡され、VAR側と協議。その結果、PK判定を取り消すことを決断し、ポルトの同点チャンスは幻に。それでもホームチームは後半アディショナルタイムに追い付き、1-1のドロー決着となった。
不測の事態とはいえ、映像を見ずにPK判定を取り消したノゲイラ主審の行為にポルト側は激怒。英紙「ザ・サン」によると、ポルトは主審の不正行為による試合の中止を求める声明を発表するなど、物議に発展したようだ。
レフェリーが携帯通話で判定をチェックするという前代未聞の場面は話題を呼び、「ザ・サン」紙は「主審がVARペナルティコールを確認するために電話を使用せざるを得なくなった衝撃の瞬間」と見出しを打ち注目している。
記事では「奇妙で混沌とした場面で、審判はVARチェック中に携帯電話の使用を強制された。1-1で終了したが、主催者側が結果の中止を要求するなど物議を醸した」と伝えられ、VARの故障が思わぬ騒動に飛び火するまさかの事態を驚きを持って報じていた。