久保建英、2ゴール&オウンゴール誘発! ハットトリックならずも大きな存在感

ソシエダでプレーする久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダでプレーする久保建英【写真:Getty Images】

久保はスタメン出場で4ゴールに絡む活躍

 スペイン1部レアル・ソシエダは9月2日、ラ・リーガ第4節グラナダと対戦。前線右でスタメン出場した日本代表MF久保建英は、前半2ゴール、後半にも相手のオウンゴールを誘発する好プレーを披露している。

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 久保は右大腿四頭筋の違和感のため、先月28日からトレーニングを欠席。4日連続で練習場での姿が確認できなかったが、9月1日の練習で復帰する。その際には右足にテーピングを巻いており状態も心配されたが、グラナダ戦で4試合連続のスタメンを飾った。

 前半9分、久保は一瞬のスキを突いた味方のスルーパスに抜け出すと相手の前にコース取りする巧みなドリブルでペナルティーエリア内まで侵入。最後は冷静に左足を振り抜いてネットを揺らした。

 その後ソシエダは前半35分にDFロビン・ル・ノルマンのオウンゴールで失点。それでも前半44分、久保が右サイドでボールを受けるとカットインして左足を一閃。美しい軌道を描いたボールはファーサイドのネットに吸い込まれた。

 前半のうちに再び勝ち越した久保は、後半14分には追加点の起点となる。右サイド深い位置でボールを受けた久保はペナルティーエリア内のMFブライス・メンデスへパスを通す。メンデスからペナルティーエリアライン付近で待っていたMFマルティン・スビメンディにボールが渡ると、ダイレクトで右足を振り抜きネットを揺らした。

 ソシエダは後半22分にFWアンデル・バレネチェアのゴールで4-1とすると、再び久保がゴールに絡む。同31分、久保は右サイドでカウンターの起点となると、ペナルティーエリア内で味方のクロスのこぼれ球に反応。中央へ折り返そうとしたボールが相手DFミキ・ボッシュに当たってコースが変わり、この日に自身3度目のネットを揺らした。

 この得点はオウンゴールとなりハットトリック達成とはならなかったが、全4得点に絡む活躍を見せた久保は後半34分までプレーし交代。それでもその存在感はチームにとって大きなものだった。試合はその後、同38分と同アディショナルタイムにソシエダが失点を許したものの5-3の勝利を飾っている。

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