三笘薫は「独自のカテゴリーに分類」 プレースタイルに海外メディアが注目した理由は?

三笘薫のプレースタイルに海外注目【写真:ロイター】
三笘薫のプレースタイルに海外注目【写真:ロイター】

マック・アリスター、カイセドが退団したなかでは三笘は主軸として不可欠

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ初挑戦となった昨季の活躍により、欧州5大リーグのビッグクラブから関心を示されている。引く手あまたの日本人アタッカーについて、海外メディアは「独自のカテゴリーに分類される」と伝えている。

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 ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへのレンタルで武者修行し、昨季プレミアリーグに復帰した三笘。挑戦1年目で33試合に出場して7得点5アシストをマークし、一気に自身の知名度を上げた。チームは6位に入り、クラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。

 プレミアリーグを3連覇しているジョゼップ・グアルディオラ監督の率いるマンチェスター・シティやアーセナルが獲得に興味を示していると報じられてきた三笘。アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターがリバプール、エクアドル代表MFモイセス・カイセドがチェルシーへ移籍しただけに、ブライトンとしては三笘を失うわけにはいかない状況だ。

 そのなかで、インドの大手スポーツサイト「Six Sports」は「ブライトンの宝石:三笘薫」と取り上げ、アーセナルが推定市場価格2750万ポンド(約51億円)の三笘に興味を持っていることを伝えるなかで、プレースタイルについても言及している。

「ブライトンは貴重な財産である三笘の流出を阻止するために積極的な姿勢をとった。アーセナルからの関心が伝えられる一方で、新契約の交渉も開始されている。その結果、比類のないスキルを持つウインガーとして、三笘の評判は世界に広がった。1対1で相手を倒す彼のスタイルは、現代サッカー界においてトリッキーなウインガーという独自のカテゴリーに分類される。彼の優れた能力は、(ミケル・)アルテタ体制に大きな影響力を持つ。しかし、三笘の貢献はドリブルだけにとどまらない。彼は昨シーズン、公式戦10得点8アシストを記録し、多才さでもアピールして評判を確固たるものにした」

 2年目を迎えたプレミアリーグ開幕戦でもいきなりアシストを記録した三笘。その存在価値は、試合を重ねるごとに高まっている。

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