「これを忘れないでね」 なでしこジャパン、失意のスウェーデン戦後に池田監督がピッチでかけた言葉は?

なでしこジャパンの池田太監督【写真:ロイター】
なでしこジャパンの池田太監督【写真:ロイター】

「JFATV」がチーム密着の「Team Cam」で舞台裏公開

 なでしこジャパン(日本女子代表)は、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)でベスト8という結果を残した。8月11日の準々決勝スウェーデン戦に1-2で敗れて大会から姿を消したなか、日本サッカー協会(JFA)が公式YouTubeチャンネル「JFATV」で舞台裏を公開している。

 日本は決勝トーナメント1回戦までの4試合で14得点1失点と快進撃を見せたが、FIFAランク3位の強豪スウェーデン戦では序盤から劣勢に展開に。迫力ある相手のプレスに手を焼いたなか、前半32分にセットプレーの流れから先制を許すと、後半立ち上がりには不運な形のPKで2失点目を喫した。

 交代カードを使い反撃に出た日本は後半29分、FW植木理子がPKを獲得も、自ら蹴ったシュートはクロスバーを直撃。徐々に流れを引き寄せたなかで、同42分にMF清家貴子のクロスがこぼれたところに走り込んだMF林穂之香が蹴り込み1点差に詰め寄るも、あと一歩及ばなかった。

 2021年の東京五輪・準々決勝で1-3と敗れたスウェーデンにまたも屈した日本。JFA公式YouTubeチャンネル「JFATV」では、チームに密着した「Team Cam」シリーズで「準々決勝スウェーデン戦の舞台裏」が公開されている。

 チームを率いた池田太監督はタイムアップ後のピッチ上で作った円陣の中で、選手たちに「みんなありがとう。だけど、なでしこジャパンはまだまだ続く。これからまたどんどんどんどん一歩ずつ戦っていかなければならならい。この悔しさを持っておきながらまたみんなで戦っていく。これを忘れないでね。お疲れ様。ありがとう」と、労いの言葉をかけていた。

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