伊紙はミラン本田の放出を「当然のことだ」と指摘 「モンテッラから認められたことが一度もない」

2人の補強に必要な41億円を捻出するため、バッカと本田が放出リストに

 ACミランが来年1月の移籍市場でビジャレアルのアルゼンチン代表DFマテオ・ムサッキオを獲得する資金捻出のため、日本代表MF本田圭佑を放出する方針を固めたことが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ミランは現在リーグ3位と好調を維持している。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場のため、クラブは補強リストと放出リストを作成。補強リストはセンターバックと中盤で、ビジャレアルDFムサッキオとホッフェンハイムのドイツ代表MFセバスチャン・ルディの獲得に動いているという。

 2人の補強に必要な3500万ユーロ(41億円)の資金を捻出するため、赤と黒の軍団から選手を放出するという。まさにその対象として、古巣セビージャのリーグ戦をスタンド観戦したコロンビア代表FWカルロス・バッカとともに、本田の名前が記事で挙がっている。

 そして、本田の放出は既定路線のようだ。「本田の放出は当然のことだ」と指摘しつつ、「(ヴィンチェンツォ・)モンテッラから認められたことが一度もない。この日本人は来年6月に契約が切れる。中国など色々なクラブからリクエストが来ている」と報じている。

 

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